【ワシントン6日時事】ヒル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)と武大偉中国外務次官が11月末、北朝鮮の金桂冠外務次官に対し、核実験放棄と核開発凍結などを求める提案を行っていたことが5日、分かった。米国と中国の提案は同一ではないものの、米政府高官は「主要な部分では一致しており、北朝鮮に核開発放棄を迫る圧力が強まった」と評価している。
米高官と6カ国協議筋によると、米中両国は「北朝鮮が核実験を行わないと確約することが、交渉の大前提になる」との認識で一致。核開発凍結も求めているが、北朝鮮への軽水炉提供問題など見返り措置で米中の見解が分かれている。 ヒル次官補は、北朝鮮の核放棄に向けた初期段階の行動として、(1)核兵器の原料となるプルトニウムを生産している寧辺の実験用黒鉛減速炉の即時稼働停止(2)核拡散防止条約(NPT)復帰と国際原子力機関(IAEA)による査察受け入れ(3)北朝鮮国内にあるすべての核施設・核計画の申告−を要求した。 同次官補はまた、北朝鮮への見返り措置として、「安全の保証」、エネルギーや食糧・経済支援供与のほか、朝鮮戦争の終結を宣言し、平和条約を締結して関係正常化を図ることなどを表明。北朝鮮が求める金融制裁の解除については、作業部会で解決策を見いだすことを提案した。 その上で、6カ国協議の次回会合で、核放棄に向けた措置や検証方法、見返り措置の手順の「ロードマップ」(行程表)策定に着手することを提案。米高官は「ブッシュ政権の任期中の2008年中にできるだけ進展があることを望む」と述べながらも、ヒル次官補が金次官に核放棄の期限を明示した事実はないと言明した。 (時事通信) - 今度はうまくいくのだろうか。
by masaya1967.7
| 2006-12-07 21:57
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