中国のぼろぼろになった新幹線

『2007年5月17日、鉄道高速化計画の目玉として登場した弾丸列車が走行を開始して1か月、定期点検のため河南省鄭州市の鉄道局検査場に戻ってきた。約100人の技術者が車体を検査したところ、無残なほどボロボロにされていることがわかった。』(Record China)

 今月号の『正論』に中国人評論家石平氏が西郷隆盛と袁世凱を比較したおもしろい評論を書いています。西郷隆盛は「征韓論」を訴えますが、それが明治政府の多数にならないことを知ると彼は参議をやめてしまいます。この西郷の潔さをみて石平氏は不思議に思うのでした。西郷のような謀略や腕力を持つようなものならば他の反対派を簡単にひねりつぶせたのではないか、と。

 よく考えてみたら石平氏のいうことはもっともで、袁世凱は辛亥革命を徹底的に「わたくし」のために利用し最後には果たせなかったものの皇帝になろうとさえします。毛沢東も大躍進政策で大失敗した後に、権力闘争で復活するためにあの文化大革命を起こすのです。

 新幹線がぼろぼろになったニュースを読んで、中国には上から下まで「公」の意識が徹底的に欠けています。そのような中国がこれから効率的な近代国家になるのでしょうか。私には信じられません。
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by masaya1967.7 | 2007-05-18 20:58
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