今月号の雑誌『VOICE』に鳥居民氏と谷沢永一氏の対談が載っています。鳥居氏はアメリカとの戦争に至った過程において木戸内大臣の責任の重大さを指摘しています。そして次のようなことを述べています。
「木戸には、木戸閥を作るという野心がありました。第3期長州閥です。筆頭は岸信介。それから昭和20年の内務大臣だった安倍源墓。長州系の軍人もいます」 ところで結局、日本は戦争に負けてしまったために木戸の夢はついえることとなったのです。ついでにいえば長州と薩摩が作った戦前のレジームは長州閥を夢見た木戸の責任によって終わってしまうのです。 戦後の自由民主党は占領政治の中心だった吉田茂を封じ込めるために作られたものでした。そしてその中心人物が岸信介だったのです。 現在の長州出身の安倍総理は憲法改正を成し遂げようとして「戦後レジーム」からの脱却を掲げていますが、木戸内大臣と同じように自民党をぼろぼろにして「戦後レジーム」からの脱却を成し遂げるのではないか。そんな気がします。
by masaya1967.7
| 2007-08-13 04:11
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