投資の勉強

 山崎元氏の『超簡単 お金の運用術』を読んだので、感想を書いてみたいと思います。彼は当座の生活に必要なお金(3ヶ月分)を除いて、その他の財産を日本と海外の先進国のETF(または手数料の安い投資信託)に4対6の割合で投資するのが最も合理的だと書いています。これではリスクに対する不安が多いという人の為には、個人向け国債かMRFを買えば良いと推奨しています。

 私が好きな作家に橘玲氏がいますが彼も山崎氏と同じように、個人というものは毎月給料を持ってくる債券と考え、現在持っている財産を日本、他の先進国、エマージング市場にそれぞれの世界に占める経済規模にあわせてETFを買うことが最も合理的だと書いていました。

 彼らの主張することは正しいのだろうと理性ではわかるのだが、実際行うと思うと躊躇してしまう何故なのだろうか。彼らは投資に見合うリターンを過去の統計から割り出していたが、それは将来におけるリターンを約束するのだろうか。結局この問題にぶつかるのである。

 将来に対する不確実性を『ブラック・スワン』という本に書いたニコラス・タレブは今回のリーマン・ショックをうまく生き延びた一人だが、彼はニューズ・ウィークのインタビューで90%の資産を国債などの安定的な資産で運用し、残り10%ハイ・リスクのもので運用しろと答えていた。

 結局小心者の私としてはどうしても国債の割合が多くなってしまうのでした。

 
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by masaya1967.7 | 2009-01-30 04:58
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