2009年 09月 22日 ( 1 )

日中会談

 
 asahi.com より

 鳩山首相は国連総会などに出席するため初の外遊先となる米ニューヨークを訪れ、21日夜(日本時間22日午前)中国の胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席と会談をした。
 首相は、日本の植民地支配と侵略への反省と謝罪を表明した95年の村山首相談話を踏襲することを表明したうえで、将来の目標として持論の東アジア共同体構想を提唱。東シナ海をガス田の共同開発を通じて「いさかいの海」から「友愛の海」に変えることを提言。両国間の課題の解決に向けて両国が対話を促進することで合意した。
 鳩山氏の記者団への説明によると、首相は胡主席に対し、「日本と中国の違いを認めながら乗り越え、信頼関係を構築していく。それを軸に東アジア全体の共同体を構想していきたい」と語ったという。
 また「かつて欧州でも独仏が敵対関係にあったが、石炭と鉄(の分野の協力)を軸に友好関係を作り、EU(欧州連合)まで発展させてきた」と述べ、日中間の懸案である東シナ海ガス田の共同開発を、持論の東アジア共同体への足がかりにしたいとの考えを示したという。
 胡主席は「五つの提言をしたい」として、(1)首脳間の往来の頻度を上げる(2)民間交流の増加(3)経済・貿易関係の強化・発展(4)対北朝鮮を含む国際問題での協力(5)日中間の問題の大所高所からの対応——提案。首相は「基本的に正しい方向だ」と応じた。
 両首脳は、今後も未来志向で両国の利益になる分野で協力する「戦略的互恵関係」を進めることを確認。首相は歴史認識について村山談話の踏襲を表明し、胡主席は評価。首相から胡主席に対しては、地球温暖化や食品の安全、チベット問題への対応について一層の取り組みを求めた。
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 清水美和氏は『中国問題の核心』で、「2012年の次期党18回大会に向け党内の主導権を目指す胡は、軍の主張にそって軍権確立を目指すほか選択肢が無くなってきた」と書いています。そして軍部はというと「中国の海洋主権は、他国に浸食されてはならない。弱国に外交なしと言われ続けてきたが、中国は今ではもう弱国ではない。関係国は中国の自制、忍耐を軟弱と見くびるべきではない」といっています。

 残念ながら中国には「友愛」は通じなさそうです。
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by masaya1967.7 | 2009-09-22 16:53