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郵政民営化について

 小泉首相の郵政民営化は正しかったのだろうか。

  西部邁氏は「本日の雑談 8」において次のようにのべている。

 「民営化したとして、郵政会社は国債をかうかもしれないじゃないですか。そんなに国内の民間企業でもうけ先があるわけはないんですから、国内の投資先として国債を買うことはおおいにありうる。そうなったらなんの変化もない」

 もしこの議論が正しければ、民主党が提案していた、郵貯の預金を制限するという政策の真の意味が分かってくる。道路公団も分社化された会社のトップに数多くの天下りの幹部が就任し、さらには高速道路の料金を値上げまでするという噂がでている。櫻井よしこ氏が猪瀬直樹を批判していたことは正しかったのか。あの時も民主党は高速道路の無料化を提案していたが、そちらの政策の方がよかったかもしれない。

 しかしながら、今振り返ったら正しかったかもしれない政策を民主党は、選挙の直前になって提案していた。なぜもう少しはやく提案できなかったか残念である。

 それでも、民主党は安全保障政策に重大な欠陥を抱えているから自民党に勝つことはできなかったであろうが。

 
by masaya1967.7 | 2005-11-12 02:32
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